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dimコードの使い方1 【作曲】【編曲】

 当サイトのコード表記は基本的に、key=Cで分かりやすく記載しています         

 

作曲・編曲には、ある程度のコード理論が必要です。
中でもこの「dim」(ディミニッシュ)
なんだか難しそう、と多くの人が感じているコードだと思います。
では実はものすごく簡単。
オンコードとして解釈すれば簡単なのです!

 

key=C

| F | G | Em | Am |

 

これはごくシンプルな進行ですね。
J-POPでは定番中の定番です。
分かりやすいよう3和音表記です。

 

| F | G | E7 | Am |

 

EmをEやE7に変化させても成り立ちます。
でもこの場合は、

 

| F | G | E7onG# | Am |

 

として、ベースラインを半音移動のクリシェにするケースが多いです。
これもJ-POPでは定番ですね。ギタリスト・ベーシストにも馴染みの深い進行だと思います。
さてさて、実はこのコード進行こそが、実はdimなのです。

 

| F | G | G#dim | Am |



「E7onG#」の構成音:(ソ#)・ミ・ソ#・シ・レ

「G#dim」の構成音は:ソ#・シ・レ

 

ほとんど一緒ですね。
(ミの音がE7の方には含まれているが、キーがCなのでスケール上の音として「テンション」的に捉えることが可能)

つまりオンコード表示させるか、させないかの違いだけなのです。
dimを使ったほうが譜面がすっきりしますよね。

どこかとっつきにくいdimコードを「オンコードの表記」だと思えば実は簡単なのです。
知らず知らずのうちに使っていたという人もいるかもしれませんね。

ぜひお試し下さい!




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