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2017/04/11

A&Bなサウンド 【MIX】

綺麗に煌びやかに聴こえるように、高域寄りのサウンドにして、ただ細くするだけなら誰でもできます。
(しかし、迫力の無い、耳に痛いサウンドになります)

太く聴こえるように、低域寄りのサウンドにして、ただこもらせるだけなら誰でもできます。
(しかし、明瞭感とレンジ感に乏しい、マスキング全開なサウンドになります)

「太い」&「綺麗」なサウンドに整えることによって、立体感と説得力のあるトラックに仕上げる。
これがプロの技だと僕は思います。

ボーカルトラックは正にこの考え方でMIXしています。
太さもあって繊細さもあって、マイルドでもあって芯もあって、安定感もあって緊張感もあって、
相反する(ように見える)二つの要素をどちらもフューチャーしたサウンドに仕上げるのが腕の見せ所です。

スネアやタムもそうですね。
アタック成分が大事だけど、コンプでアタックだけを強調しても、パツパツしか聴こえずカッコ悪くなります。
サスティーンが大事だけど、コンプでアタックを潰しまくってサスティーンだけ持ち上げても芯が無くグルーブが出ません。
アタックもありつつ、サスティーンも聴こえる、どちらもフューチャーしたサウンドがベストだと考えます。

「A」だけじゃなく、「B」だけでもなく、
「A&B」なサウンド、これがプロのサウンドの秘密なのかもしれません。





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